保養のためのシェアハウスの貸出を始めます。
福島及びその周辺地域の方々の保養のために シェアハウスの貸出を始めます。 場所は岐阜県可児市川合です。
未就学児の親子が1週間から2ヶ月程度保養して頂くためのシェアハウスです。 生活して頂く居住スペースは一家族一部屋(8~10畳)ずつあります。 キッチン・お風呂・トイレは共同使用になります。 ガス・電気・水道などの水道光熱費を含んで1家族1日1000円です。 食事等は自分たちで作って頂きます。 自動車で現地までお越し頂ける方は駐車スペース(無料)もあります。
周辺の生活のための施設
○病院 徒歩約10分
○スーパー 徒歩約10分
○コンピに 徒歩約10分
○その他 福祉タクシーを使えば駅まで300円で行けます。
現在家財道具も揃ってきていて、生活に必要な物はほとんど揃っています。 ご希望の方はKIプロジェクトが行っているボランティアバスに同乗して頂ければ無料で往復することもできます。
シェアハウスでの生活を応援するために、在宅でできる内職の作業も準備しています。
電話は050-3536-5866、または080-3615-6500までお問い合わせください。
この事業には「福島キッズ応援バージョンチョコボ」や「ちっちゃな応援プロジェクト ペタボ」の販売で得た資金を活用させて頂いています。 ご購入頂いたたくさんの方々に改めて感謝申し上げます。
保養活動とは
チェルノブイリ事故以後、放射能汚染された区域の子どもたちが、汚染されていない場所で生活をし、発病を予防するための転地療養「保養」が、世界中で実施されました。その結果、保養後の子どもの体内の放射能数値が、著しく下がるとことが実証されています。 日本でも、福島の事故以後、民間団体による保養活動が全国で実施されています。 今後もより多くの子どもが継続して保養できるように支援していくことが必要です。
KIプロジェクト 保養活動への想い
福島第一原発の事故から1年が経ちましたが、私達は未だに放射能についてよくわからないままです。 福島の方々は、「子どもたちを守りたい」「子どもの健康が心配だけれど、どう子ども達を守っていいのかわからない」そんな苦しさを抱えて不安な日々過ごしているのではないでしょうか? KIプロジェクトのメンバーは、福島の方々から不安な思いを直接聞かせて頂いたり、チェルノブイリ原発事故以来、北海道で放射能汚染区域の子ども達を受け入れる『保養活動』を19年続けていらっしゃった野呂美加さんの講演を聴くことで、保養の大切さや重要性を知ることができました。 一人でも多くの福島の子どもを私たちが住む中部地区へと招き入れることで、子ども達と共に、福島に住む方々の笑顔を増やしたいと考え、KIプロジェクトではこの中部地方だからこそできる活動、「保養」に取り組むことにしました。 たくさんの方々と一緒になって保養活動に取り組みたいです。