ボランティアバス

赤い羽根募金会ボラサポ事業活動報告

2013年8月~2014年4月にKIプロジェクトが行う ボラバス事業(仮設住宅での交流事業)に対して 赤い羽根共同募金会様ボラサポより 助成をいただきました活動が終了致しましたので 報告させてただきます。

ボラサポへご寄附いただきました方々へ感謝致します。

また活動にご参加いただきました皆様、ありがとうございました全体の活動を通して、石巻復興を考える市民の会様や 気仙沼市社協様を通して各仮設住宅団地の 自治会長様をご紹介いただきました。 事前に連絡を取り、イベント告知のチラシやポスターを配布し 仮設住宅にお住まいの方にも一緒に食事つくりから 参加していただき、こちらから参加される方々との交流を図り 楽しい時間を共有していただくことで 生き甲斐を見つけていただく活動をしてきました。

8月:宮城県石巻市開成仮設住宅団地は 以前に何度か訪れているので 地元の方が食べたことのないこちらの B級グルメ美濃加茂焼きそば作り交流をし、 初めて食べる美濃加茂の味を楽しんでいただきました。 以前から開成仮設住宅団地では 食事をもらって帰ってしまう方が多かったため、 時間差でかき氷を作りみなさんで 一緒に食べていただく工夫をしました。 集会場にて紙芝居をしたりし 和やかな時間を過ごしていただくとこができました。

10月:宮城県気仙沼市五右衛門が原住宅にて 岐阜のうまいもの(五平餅・栗粉餅など)VS宮城のうまいもの (さんまの塩焼き)と題して両方のグルメを一緒に作りながら ワイワイと楽しい時間を共有してもらいました。 サンマのつみれ汁や、サンマを200匹焼くというのは 海のない県に住む参加者にとって経験のない事であり、 地元の方々からいろいろ教えていただきました。

12月:宮城県牡鹿郡女川町清水・新田仮設住宅にて 以前サッカー場造りのお手伝いに3回訪れてきたサッカー場が 完成したので、子ども達のサッカー交流活動を行いました。 岐阜から交流したい少年を募り現地の子ども達と一緒に サッカーを楽しみました。 同時に大人達は餃子作りや餅つきをお喋りしながら 一緒に作ることにより心の交流が深められました。

1月:宮城県石巻市大森仮設住宅団地にて 餅つきや、けんちん汁などを一緒につくり、 子ども達とゲームをしたりしながら 岐阜からの参加者とお話をしながら 楽しい時間を過ごしてもらえました。

3月宮城県石巻市南堺仮設住宅団地にて 一緒に餃子を1000個、ポテトサラダや炊き込みご飯、 おやつに鬼まんじゅうをお喋りをしながら作り、 調理に足りなかったお鍋や調理器具などを 現地の方にお貸しいただいたり、 一緒に食事をとることで交流を深めることができました。 昔懐かしい竹細工ができるようにも準備しました。 年配の方は懐かしく竹ぼっくりや竹笛を作っていただいたりし、 子ども達との多世代交流をすることができました。 集会場ではこちらからの参加者が紙芝居をしているのを みなさん真剣に聴き入ってみえました。

4月:宮城県石巻市開成仮設11団地にて 中部の「祭りごっつおう」と岐阜の伝統芸能交流会と題し、 ちらし寿司やオードブル(煮物、から揚げ、和え物)の 調理を一緒にしました。 ごっつぉうができるまで獅子舞が各住宅をまわり、 出てきた方も食事をもらって部屋へ帰るのではなく、 皆さん一緒にその場で食べることによって、 普段となり近所に住んでいても話す機会がない方とも コミュニケーションをとっていただくこともできました。 また調理ができない方も岐阜の郷土芸能(郡上おどり)で 岐阜からの参加者とも一緒になって輪になり みなさんで踊ることにより、体を動かし とても楽しい時間を共有することができました。

仮設住宅にお住まいの方々に少しでも外にでてきて一緒に何かを作り、 手ほどきしていただいたりしながら、生き甲斐を感じていただく、という 交流事業を6か月させていただきました。 今後も現地のニーズに合わせた活動を継続していく予定です。 どうぞよろしくお願い致します。