ボランティアバス

第42回東北に元気を届けに! 記録:福田昭磨呂さん

豊田市より参加していただくKIプロジェクト福田昭磨呂さんより 8月15日出発の議事録をいただきましたので紹介させていただきます。

1.8/15 18時30分豊田市藤岡南中学校に集合・出発! それぞれの集合場所(美濃加茂昭和村、各務原、岐阜駅)から集まった人数は総勢44名(内女性24人)。 夏休みで藤岡南中学校からは生徒さん15名と校長先生を含む先生二人の参加がありました。 大学生や家族で参加の方もみえました。 それぞれのバスに乗り込み、思いを胸に出発です。

2.宮城県 春日SA 16日朝7時00分に無事到着。バスで北陸自動車道で富山、新潟を抜けて、福島を通り、無事着きました。

ここで朝の洗顔、朝食、着替え等をしました。

3.宮城県石巻市南境仮設住宅(8:30)

 今回の訪問する仮設住宅へ移動しました。

4.現地作業(9:00~開始)

〈作業の準備の流れ〉 ①作業は会場となる集会所の前で、まず外会場を作る為、現地で借りたテント張りから始めました。作業は集会所の中と外に分けました。

②あとあらかじめ決めてあった、ポテトサラダ班、五平餅班、餃子班、風船・かき氷班にそれぞれの役割に分かれ、準備を全員で行いました。

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5.KI夏祭り(11:30~14:00)

①交流食事会  準備した食事(素麺、餃子、ポテトサラダ、五平餅)を配り、来てくれた仮設住宅の住民と私達ボランティア全員で食事をして、交流を図りました。おばあちゃん達も大喜びです。特に中学生の作った甘だれ五平餅は好評でした。 P10305460001.jpg class= ②今回の余興 食事をしながら紙芝居の余興をやって、仮設住宅の人達を喜ばせました。

③風船釣りとかき氷 食事が終わったら、外では子供達中心に風船釣りで楽しんでもらい、雨で寒かったですが、かき氷を配りました。 P1030511.jpg P1030556.jpg

④中では中学生が子供の相手をしたり、時間のある人は仮設住宅の人達と話を聞いて交流を深めました。話によると抽選で当たった人は新しい住宅に移れるそうです。でもまだ二年間我慢と言っていました。大変ですね。

6.ボランティアが終わって!  夏祭りに来てくれた人は皆「ありがとう!」と笑顔で帰って行きました。ボランティアが終わって私達が帰る時は集会所から全員出て来て、バスに手を振ってくれました。

7.商店街と市内見学 ①ボランティア後いつも寄るさんさん商店街の戸田海産物店さんと寿酒店さんに寄りました。

②今回も初めての参加の方が多かったので、被災地はほとんどが復興していますが、廃校の(大川)小学校がある所へ行きました。

8.石巻市の道の駅上品の郷・スーパー銭湯「ふたごの湯」(18:10~20:10)

 ボランティアも終わり、体の汚れと疲れを取る為、スーパー銭湯に入り、思い思いに食事を取りました。
9.帰路  20:10に出発して行きの逆に帰りました。  途中国見SAに寄ってお土産を買う予定でしたが、お盆の帰省ラッシュで渋滞していたので最低限のサービスエリアに寄って帰りました。

17日の翌朝6:30時に予定(5:00)より遅れましたが、藤岡南中学校に無事到着し解散しました。
9.ボランティアに参加して!(主に中学生の感想)

(1)夏祭りに参加して思ったこと

①充実したとても楽しいボランティアでした。

②仮設住宅の色々な人と出会い、被災地の方と話して交流出来て良かった

③笑顔が見れて良かった。

(2) 被災地(大川小学校)を見て思ったこと ①こんな所まで波がきたとは驚きです。 ②四人だけしか助からなかったと聞いて、悲惨だと思いました。 ③この体験を伝えていかないといけないと思いました。
10.最後に! 今回もほとんどが初めての参加者が多かったですが、みんな慣れない手つきで、餃子やサラダなど一生懸命作って、それが仮設住宅の人達に喜ばれ、交流できて良かったと思います。 特に藤岡南中学校の参加は三年連続で、どの生徒も「次何やりますか!」とやる気満々でとてもパワー感じました。こうした人達の善意が次回も引き継いでいけたらいいなと思いました。 福田昭磨呂