第47回桜ライン植樹 ボラバス報告
11月14日(金)~16(日)第47回東北へ元気を届けに!岩手県陸前高田市今年で3年目になります桜ライン311植樹ボランティアバスに参加いただきましたみなさまありがとうございました。
桜ライン311さんの活動報告はこちら☆をご覧ください。
今回はEVオーナーズクラブ有志の方々が6名現地にて合流いただき、それぞれの班が植樹の場所まで行くEVカーを出していただきました。
ご参加いただきました岐阜市のM.H様より下記ご報告を頂きましたのでご紹介させていただきます。
第47回KIプロジェクト東北へ元気を届けに!ボランティアバスに参加させていただきました。 (11月14日から16日)
今回は、特定非営利活動法人「桜ライン311」の植樹会への参加でした。
夜行バスで移動中は雨が強くなり、現地での作業は雨になると思いましたが、朝になると現地は、幸いにも陽が出て良い天候になりました。
植樹会セレモニーが10時過ぎから、市立子友小学校の体育館で行われました。
参加者は百数十人で、代表の挨拶、スタッフの説明、全員の写真撮影、ビデオによる苗木の植え方のレクチャーを受け、班別に道具、資材などの配布を受け、提供された電気自動車に乗せてもらい、現地へ向かいました。(資材は、つるはし、スコップ、はさみ、シュロ縄、杉皮、ピンクテープ、ペットボトルのメネデールなど) 「桜ライン」のスタッフにより、全て事前に十分準備されていました。
植える場所は地主さんの協力を得ており、植える場所の地図と付近の家屋などの写真がファイルに入れて、チームリーダーに渡されていますので、ナビを利用して現場付近まで運転してもらいました。目印のプラスチックの杭、棒が刺してある場所を皆で探しました。 近くに2メートル程の桜の苗とポリタンクの水が置いてあります。 作業の前と後で、地主さんに、リーダーを中心に挨拶してきました。
鹿による食害が発生しているので、他のグループは3メートル以上の桜を植えています。 そして食害防止用のネットを幹に巻くのです。 以前に植樹した桜の多くが食害を受けているそうです。
私たちのチームは、民家の庭などでしたので、鹿は来ないため、やや小さめ(約2m)の苗を植え、ネットは巻きませんでした。 大きな石などが出た場合は、目じるしのプラスチック杭の近くに穴を掘りました。 私たちのチームは合計5本の苗を植えさせてもらいました。
リンゴ畑の端に一本目の穴を掘りだしたところ、冬眠に入っていた小さいカエルが出てきました。 チームの女子にかわいそうと言われましたので、土の中へ戻してやりました。
今回のボラバスの参加者はほとんど男性と思っていましたが、半分ほどは女性でした。 今回は、夏のような暑さは無く、体力的には余裕がありましたので、女性でも気軽に参加できます。
作業が終わって、体育館へ戻ると、少林寺拳法の方から豚汁の提供があり、おいしく戴きました。
セレモニーの行われた市立子友小学校は、海岸からはるかに離れている小高い山の麓にあり、運動場から数メートル高い場所に、校舎と体育館が建っていました。 その体育館の外壁に津波到達位置が表示されています。 体育館の床から2m位の高さでした。
私たちが苗木を植えた民家も、床下まで浸水したそうです。 想像を絶する津波だったと思います。
帰りのバスの中から、海岸地域のかさ上げ工事の中にある一本松を遠くから見ることが出来ました。