ボランティアバス

丹波市水害ボランティアバス報告

8月29日(金)~30日(土)に兵庫県丹波市で水害に遭われた住宅のボランティアに15名で行ってきました。
丹波市は想像以上にひどい状態で2週間以上たっても普通に生活できないところがたくさんあります。

8月30日は泥出しが終わった現場で床の掃除をやりました。
泥がこびりついているので、落とすのに苦労しました。

私たちが活動に入ったのは2軒でした。
1軒は80過ぎのおばあちゃんの一人暮らしの家でした。
「一人だと、何にもできんわ」とおっしゃっていました。
数日間かけて、別のボランティアが床下の泥かきを
済ませていましたので、私たちは床板の拭き掃除をしました。
デッキブラシで泥を擦り、何度も何度もぞうきんで拭きました。
行ったときよりは綺麗になりましたが、
まだまだ生活するためには、掃除が必要です。

 

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もう1軒は割烹料理屋さんでしたが、
広い敷地なので、家の中の泥出しがようやく終わり
拭き掃除や敷地内に流れ込んできた
泥のかき出しなどを行いました。
「11月になった営業が始められるかな?」
と不安そうな顔をしていらっしゃいました。

帰りがけにバスに乗り込もうとしたら
近くからおばあちゃんが出てきて
「岐阜から来てくれたんですか!
ありがとうございます」
と目に泪を浮かべながら深々と頭を下げられ
私たちのバスが出て行くまで、何度もお礼を
おっしゃって頂きました。

 

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丹波ではこうした現場がまだまだたくさんあるようです。

今回丹波市への水害ボランティアに参加された方のコメント(アンケートより)

○約半月が経っていますが、なかなか復旧がすすんでおらずとてもお気の毒に思いました。

○被災してから日がたっていることもあり見た感じは被害は大きく感じなかったが、
家の中に入ってみると被害の大きさがわかりました。